自由ーフリーダムー

アイ アム ザ  ゴーイングマイウェイ

しばらく書けないのでお休みします。φ(`д´)メモメモ...。花。

 二〇一六年五月十八日水曜日

 

 さて。作家志望活動を休止すると決めて何日か経つが、まあ、自由だ。いろいろな邪念が少しずつ取り払われてきている。私は囚われに陥っていたのだなと実感する。あと二、三年は囚われない生活を送ってみよう。

 読書感想文も好きな時に書けばいいし、読書も音楽も映画鑑賞も気が向いたときに楽しめればいい。この「ゆとり生活」で教えられ気づくものも、たぶんあるだろう。私は心配性で神経質でナイーブなので、これぐらい楽天的な考えの方が却って良かったのだ。

 そして今。

 なんだか、無性に「暴力」を書きたくなってきた。それも、男の中に巣食う生生とした凶悪的な生理現象を。女だろうが子供だろうが嬲り殺す、支配的な観念に囚われている男を書きたい。昔、私が小学生だった頃、同級生の男子に、女子を殴り続ける男がいた。振り返ってみると、そういう男子はけっこういた。女子を見るといじめるのだ。いじめといっても、虫を仕掛けるとか生易しいものではなく、本気で女子を殴り蹴り、泣かす男。私も泣かされた口だが、今思うと、あの男たちは「暴力」という性癖を持っていたのだと思う。「暴力」とは「性癖」である。それが間違いだとか正しいとか考える余地もなく、ただ己の衝動のままに他者を傷つける行為を「暴力性」という。そう、生理的行動なのだ。本人にとってはいたって自然な、本能に赴くままの行為。それを大人たち(親)にしつけられずに小学校入学時まで成長してしまった、いわば道を違えた人間なのである。

 彼らは―なぜか「暴力性」には男が多いが、女の暴力者も多少はいる―よく観察すると、親によくしつけを受けなかった、彼らを叱る大人が誰もいなかったという「見放された子供」であるのが見えてくる。その女子を泣かせ続けた男は、今から記憶を遡ると、全身からみなぎるオーラが、「違っている」のであった。普通の子と明らかに違う、社会に、親に、何かに見放された虚無的な感情のみがある。そこに喜びや悲しみはない。ただ生理的な欲求のみに従って生きる、赤ん坊同然の心だけだ。彼らは、「教育」を受けていないまま子供に成長した赤子であったように思われる。

 今、私と同い年の彼らは、どう生きているのだろう。知りたくもないが、微かに興味はある。

「暴力」に興味があるというのは、つまりは、考えなければいけない過程に自分が突入しているからだろう。女子供、弱い男は暴力を受けやすい。自分より弱い生き物に力を振るうという生理的行動に、かなり長い間、人間は戦い続けてきた。が、いまだ動物の弱肉強食の世界を抜け出せない我々は、今日の社会を悩みながら生きている。弱い人間である私が生きるためには、どう世の中を渡っていくか。大人の女として新たなる考えを蓄える時期かもしれない。

 昔からいじめっ子にはずいぶん悩まされてきたが、一つ、気づいたことがある。

 たとえば、長くいじめを続けてきた人間が死んだ場合、どれだけの人が葬式で泣いてくれるだろう。いじめられてきた人間はまず泣かないだろうし、いじめっ子に怯えながら何とか目をつけられないように生きてきたその他大勢も、間違いなく泣けない。泣くのは親ぐらいか。しかし、その人のお経をしている最中に、参列者の携帯が鳴りだし、多くの人が電話に出て「もしもしー? 今葬式中でー」とか言ってる。そういう場面を描いた漫画があったが、まさしくいじめっ子の葬式がそれに当たるのではないか。

 つまりだ。いじめをするような人間の葬式なんて、そんなもんなのだ。

 だとしたら明らかに、いじめられるのを苦に自殺をしたいじめられっ子のほうが、世界が報道してくれるし、葬式で大々的に取り上げられるし、いじめっ子よりも多くの人の涙に出会える。かわいそうだと嘆く大人たちが出てきてくれる。人をいじめて死んだ人間の方が、間違いなく葬式中に電話をされる。

 いじめられっ子の方が、世界から愛されている生き物なのだ。

 このことに、まずはいじめられている人々が気づくべきなのかもしれない。

 そんなことを小説に書いていきたいなあ。

 

 二〇一六年五月二十二日日曜日

 

 思いついたことをネタとして書けないかと思い、ここをネタ帳にします。

 

 題名 君は世界を救う

 主人公 女 二十互歳 翼

 相棒1 男 三十代 安

 相棒2 男 二十代 

 二人の男は翼のボディーガード。

 家 父・世界の巨匠。西洋近代絵画の巨匠など、何の職業の巨匠か考え中。

 母 世界的なデザイナー。日本人として初の海外の伝統あるデザイン賞を受賞。

 巨匠の父と母のおかげで巨万の富を得た翼の家。現在、翼は大学を卒業したあと、趣味の漫画のアシスタントとして漫画家の家を渡り歩いている。その日の日給と親が残した遺産の金を切り崩して、生活する翼。

 翼は親の偉大なる功績のおかげで、親の作品の著作権で暮らしている。親の著作権は、翼が一生涯暮らしていけるだけの金額が毎年入っている。

 日本の著作権は、死後七十年。両親の遺産、著作権の権利継承は、すべて翼に継承される。

 翼は一人っ子。親亡き後、弁護士の援助で遺産相続。日本の法律で、翼は遺産のすべてを継承する。

 翼が何らかの事情で継承ができない場合(つまり死んだ場合)、遺産の相続は両親の血縁者に代わる。両親の血縁者は、それぞれの親。つまり翼にとっての祖父母が悪魔。翼を殺しにかかる。

 両親、多額の契約金で警備会社からガードマンを雇い、翼のボディーガードとして共に生活させる。

 ほかに、弁護士、税理士など複数の事務所が味方に付いている。

 味方・父親の事務所、母親の事務所。

 敵・翼の親戚。祖父母。巨万の富を得る翼のことが憎い。

 

 警護1 安

 体は小さいが卓越した戦闘能力を持つ。後輩の警護2を厳しく指導。翼にも厳しく接する。言葉遣いが悪い。めったに笑わない。たまに笑うと驚かれる。仲間から一歩引いて周りを見る観察眼の持ち主。

 警護2 

 翼と同世代の男。翼と仲良し。安を鬼上司として恐れている。安にはうだつが上がらない。二人の関係は、仲がいいといわれると本気で嫌がる仲の良さ。

 

 世界観 ユーモア風に見せかけてけっこうブラックな話。怖い話だが、いかにも怖く書くのではなく、ギャグも少々入れて自由に書きたい。

 悠々自適な生活をしているようで、実はとても不自由な身分の翼。彼女の心の闇と、人間としての成長を書く。

 心から夢を目指したことも、人を愛したこともない翼は、わがままし放題でゴーイングマイウェイな性格のまま大人になり、無責任な人生を送るが、本当は、天才肌である親のもとで窮屈に育った子供。自分は両親のような立派な人生を送れない、駄目人間だという縛りがある。本気で生きることを避け、その日暮らしをする浮浪者根性が身についた女性。その女性が、警備会社の異動(または殉職)で、新しく派遣された二人のボディーガードに、人として育て直される話。翼はしだいに友達ができ、自信をつけて、自分としての人生を見つめ直していく。

 

 以上。翼と安を書きたかっただけ。

 

メモ 遺産相続権

配偶者がいない場合

5. 第1順位者(子 or 孫)

6. 第2順位者(父母 or 祖父母)

7. 第3順位者(兄弟姉妹 or 甥・姪)  

 

4.被相続人に配偶者がいない場合

子ども-----全員で均等に分ける

親    -----全員で均等に分ける(子供がいない場合)

兄弟姉妹--全員で均等に分ける(子供も親もいない場合)

 

二〇一六年五月二十六日

 

 ネタその2。

 題名

 キャッチコピー・臆病な僕らの、学校(せかい)との戦い方。

 あらすじ・多摩市の中でいちばん最悪な町、愛宕愛宕第三高校は、底辺の偏差値で有名な荒れた校舎。一年生の主人公男は、クラスのボスに気に入られるため媚びを売る生活を送っていた。ある日、別のクラスの不良たちに暴行を受けている男子生徒を見かけ、声をかける。幼い顔立ちと謎めいた雰囲気の男子生徒は、助けてくれた主人公男に感謝を示し、立ち去る。壊れたスマホに電話をかけて確認したため、主人公男の着信履歴が残ったのを見つけた男子生徒は、主人公男をあるサークルに勧誘する。貧乏から金持ちにのし上がるための手練手札を教えてくれる大人がいるというそのサークルに興味本位で入った主人公男は、次第にその仲間と親しくなる。そこで得た対人スキルを用いて、学校の中をうまく泳げるようになった主人公男。一方でいまだ一匹狼の男子生徒。二人の仲がいいことを不審に思ったボスに呼び出され、主人公男たちは尋問を受ける。主人公男、思わず叫ぶ。「男ってのは戦う人間のことだ! お前は男じゃない! ただのチンポ勃起野郎だ!!」主人公男、殺されかけたところを、考え中。

 

二〇一六年五月二十七日

 

 駄目だ昨日のやつ↑つまらん。

 安と丸と翼の物語ネタ2

 国際ボディガード協会、日本支部

 そこから世界的著名人の身辺警護を多額の報酬で以来される。

 または、民間の大手警備会社。そこにある女が多額の前払金を払って、ガードマン二人を雇った。

 世界的な巨匠、転生してきた黒澤明(または転生してきたピカソ)と云われる映画監督(世界的画家)の父、世界的なデザイナーとして活躍した母を持つ一人娘の翼。両親が同時期に亡くなった後、莫大な遺産を相続した翼。翼は親から当てられたカントリーハウスに一人で住み、自由で孤独な生活をしていたが、遺産相続の争いに巻き込まれ、祖父母から命を狙われる。祖父母は翼の両親を溺愛して左団扇で暮らしてきたモンスターペアレント。金を我が物にしたい祖父母は孫の翼をあらゆる手で事故死させようとする。身の危険を感じた翼は、多額の前払金を払い、安丸を雇う。警備会社は、翼の警護に安、丸、真木よう子(姉さんと呼ばれてる)などその他を担当させ、追っ手のことを調べる。亡くなった設定で安の恩師、吉川晃司の亡霊が時折現れ、安のピンチを救ってくれる。

 翼は特定の友達もおらず親とも離されてカントリーハウスで暮らしてきたため、かなりの世間知らず。安丸と出会った当初の翼は、死んだ魚のような目で空虚に笑う非常識人間、その日を過ごすことしか頭にない有閑貴族だった。

 安の厳しい指導、丸の優しい兄気質な心に触れ、翼はだんだんまともな女に育っていく。

 安丸のバトル強さは有名だが、丸がリーチのある体のため丸に軍配が上がる。安は小柄なため不利。

 丸はみんなの前では優しいお兄さんだが、隠れたところで、安翼に絡む敵どもを一網打尽にしている。ブラックな二面性を持つ。

 安は真面目で厳しい親心を翼に持つが、昔、手首を切って自殺を図ったことがあり、心の傷を負っている。弱い心はまだ晴れない。

 翼 それ、どうしたの?何でこんなこと…。

 安 弱かったから。……もう二度と、弱い人間にはなりたくない。

 翼の祖父母は、現代の責任のない大人たちを強烈に批判する形で書く。子ども世代を見守る気のなく、自分の身しか考えない現代型老人を浮き彫りにする。

 バトルシーンはアニメ「精霊の守り人」のバトルシーンを参考にする!

 

 二〇一六年五月二十八日土曜日

 ネタ続き。

 安→相模浩太

 丸→神谷恭平

 翼→滝藤ゆいか

 真木よう子→(姉さん)姉川美紀

 

 相模浩太(安田章大

 七三分けに近いザ・サラリーマン黒髪。小柄で童顔。真面目が服を着たみたいな顔立ち。ピュアで真っ直ぐな心を持つがゆえに繊細で傷つきやすく、狂気に落ちそうな危うさを持っている。バトルは強いが、小柄な体躯のため不利な状況に陥ることがよくある。努力で補う努力家。心の傷を負っており、昔、手首を切ったことがある。その傷跡は今も残っている。元ヤンキーなため少々口が悪い。先輩の姉川と仲良しで、「姉さん」と慕っている。

 底辺の学校で暴力まみれの毎日を送り、自分の弱さに我慢がならなくて、武術を学ぶ。そこから強い者、ボスに声をかけられ不良街道まっしぐら。武術の鍛錬と、喧嘩の場数を踏むうちに、少しずつ喧嘩の実力を上げていく。武術を学んだところは、国の正式な認定を受けていない裏の武術指導会社。護身術、格闘技をそこで学び、相模は強くなった自分に酔う。学校を牛耳るボスのグループに入れたことが嬉しくて、自分も暴力を振るう立場になる。学校卒業後、高校に進学できず、家庭から勘当される。ある時グループを通じて、ギャル女から自分の代わりに暴力でのしてほしい相手がいると相談が来て、それを仕事にしようと思いつく。相模の不良集団は、「暴力代行サービス」を立ち上げた。

 いくつかの仕事をこなしてギャラをもらい、ギャル女は顔見知りに。ギャル女は最後の依頼を持ってきた。自分の同級生を叩きのめしてほしい。そいつにとても嫌な目にあわされたと。一番のギャラを前払いでもらい、行くと、相手は女だった。どう見ても自分より、そしてギャル女よりはるかに弱そうな、おとなしい日陰女子だった。なぜこの子がターゲットなのか。ギャル女は、地元の学校で有名ないじめっ子で、その日陰女子は、唯一ギャル女のいじめに屈しなかった子だった。その子はいじめを片っ端から先生に報告し、気に留めてくれた先生を味方につけ、ギャル女のいじめを日のもとにさらそうと努力していた。目障りだと感じたギャル女は、暴力で日陰女子を叩きのめしてやろうと思いついたのである。

 その日陰女子を目にした時、相模の中で、あの弱くて情けなかった自分を見つけてしまう。どうしても日陰女子を自分に重ねてしまう相模は、自分のグループが日陰女子に暴行を加えるのを、見ることができなかった。日陰女子を助け、家に帰してやる相模。正義感の強い日陰女子は、そこで警察に連絡。相模たちとギャル女は捕まり、ニュースにさらされ、世間からバッシングされる。すべての事の原因を相模に押し付けた仲間たち。なぜなら、自分がこの中で一番弱かったから。もっとも弱い立場の人間が、捨てられ、利用される。そんな人間になりたくないから強くなったのに、結局弱い人のままだった相模は、自分自身に絶望する。何もかも失い、世の中に絶望して、手首を切って自殺を図るが、失敗し、助けられる。相模を助けたのが吉川晃司演じる狼(ロウ)だった。狼は警備会社の当時のリーダー。狼は相模に言う。「お前は暴力の世界を生きていて、暴力の使い方を知っていた。けれど弱い相手には絶対に使わなかった。それだけで十分偉いと思わねえか?」相模、そこで感情のスイッチが入り、心情を吐露する。「俺は、そんな人間なんかじゃない。ただ、殴られたくなくて、いじめられたくなくて、底辺の人間になりたくなかった。でも、変われない。結局、利用された。見捨てられた。俺が一番弱かったから。俺はどこへ行っても寂しい。これからもずっとそう。もう生きる価値なんかない」

 狼「自分の弱さに我慢ができなくて、強くなりたいって思うのは、自分の心を守ろうとしたからだ。自分の心を必死で守るのは、自分を愛してる証拠じゃねえか。……お前は、変われる。自分を愛している人間は、人の愛し方も知っている。お前は、人を守る才能がある。人を助け、人の痛みがわかる。お前こそが、一番強い」

 相模、狼に心を救われ、その日から、狼に弟子入りし、警備会社入りを果たした。

 

 滝藤ゆいか(本田翼)

 とても顔立ちの整った二十四歳の美女だが、家庭から放置されて一人きりで育ち、超ゴーイングマイウェイのわがまま娘に育つ。世間の常識も通用しないおバカ。実は脳の発達に障害があり、家族に見放された。相模たちと出会ったことで多くの人と触れ合い、まともな女性に成長していく。化粧を施したら華やかな美人になるほど化粧映えする正統派美女。茶髪ボブヘア。大きな可愛らしい目が特徴的。

 

 神谷恭平(丸山隆平

 少し長い、首筋にかかった暗い茶髪。見た目は優男で性格も天然系だが、中身はかなりブラックな面を持つ。みんなのことは大好きだが、人に心を見られたくない。相模とゆいかを守るために、一人で汚れ役を担う。実はバトルが超強い。不利な体格差になってしまう相棒の相模を、上手に陰からサポートする。

 心のダークサイドを見せた時の神谷は、怖いが抗いがたいほどの魅力ある男の顔をする。

 普段は優しい顔をするが、敵と対峙する時や血を見ると興奮して、奥底に隠れたブラックな人格が出てきてしまう。一度ブラックが出てくると、あとは敵を蹴散らすまで攻撃し続ける。敵を倒した後は素の人格が戻る。狂気バージョンは文豪ストレイドッグス与謝野晶子をイメージ。普段は細い穏やかそうな目が、覚醒するとカッ!と見開く。

 しょっちゅうゆいかを甘やかして一緒にふざける分、相模が親代わりに厳しくしつけてゆいかを育て上げる。

 

二〇一六年六月一日水曜日

 

 翼主演物語。続き。

 ゆいかは発達障害児として生まれる。ものすごく手のかかる子、ゆいかを育てきれなくなった両親は蒸発。二人で出し合ったお金でゆいかをカントリーハウスに閉じ込める。離婚した両親。父親の画家は仕事に逃げ、母親は自分の母親に逃げる。最もゆいかを忌み嫌っていた母方の祖父母は、ゆいか母を労り、ゆいかを憎む。「ああ、可哀想に。お前が一番可哀想」祖父母の口癖は、やがて明確な殺意を生み、ゆいか母を再び男と合わせ、今度こそ新しい子を産ませようとする。ゆいかは「無かった子」として暗殺しようとする。下手に殺したら殺人を疑われるため、事故死や病死に見せかけようと工夫を凝らす。さすがに身の危険を感じたゆいかは、警備会社という名前で一番にヒットした検索結果を見て、相模たちの会社に巨額の金を投じてガードを雇う。そこがゆいかと相模たちの始まり。

 ゆいか母、ゆいかが障害児だと判明する前の幼少時代の頃は、ひたすらゆいかが憎たらしかったが、捨ててみてわかったことは、ゆいかが障害児でも心の綺麗な部分を持っていることだった。母は、次第にゆいかへの罪悪感と愛情を確認する。この子が私の人生を狂わせたという思いと、この子を最後まで見捨てることはできないという思い。祖母と共犯で逃げてきた母は、いざゆいかを殺せる絶好のチャンスの時に、少々ゆいかと立ち話をする。子供の頃よりずっと綺麗な女に成長したゆいかを見て、母は急に愛情がわいてくる。「ゆいか、綺麗になったわね」でもゆいかを殺さなければいけない。「私はあなたを育てられなかった。私が憎いでしょう?」「え、別に……」ゆいか、さっぱりした顔で言う。きょとんとする母。「だって、もう新しい家族がいるから。あのね、私、好きな人がいるの。その人はね、私のことをずっと守ってくれたの。その人は一人じゃなくて、二人いてね。でももっといっぱいいる気もする。私、たくさんの人に会ったの。その人たちがみんな、私のために戦ってくれるの。今度は私がみんなを守るの。みんなが探している『おうち』をね、私が作るの。私がみんなの『おうち』になるの」

「でも、あなたは、特徴のある子だから……」

「うん。普通の人みたいに行かないかもしれない。でもみんなそれでいいんだって」

「その人は、あなたのことをちゃんと好きなの」

「ううん。たぶん私より別の人を好きだと思う。でも、その人も私のことを命がけで守ってくれたからね、全部受け止めることにしたの! 私は、好きな人たちを命がけで守る戦士なの!」

ゆいか母、必死に説教。「あなたのそれは恋愛じゃないわ。恋は、もっと独占したいって思う気持ちで、厄介なのよ。あなたは」

「私って、普通と違う子なんでしょ? じゃあ自分のやり方を自分の力で見つけ出さなきゃ! それが今すごく楽しいの!」

「将来あなたに子供が出来て、その子がまた特徴的な子だったらどうするの!」

「私が人生の先輩として、その子にアドバイスできるよ。ほかのお母さんだったら私のママみたいになっちゃうけど、私はママじゃないから、」

「人生は、そんな簡単に行くもんじゃないのよ!」

「うん。お母さん、ずいぶん苦しんだもんね。子供の時、いっぱい迷惑かけちゃってごめんね。今まで気にかけてくれて、ありがとう。もう、好きに生きていいよ」

 二人、心が別れたことを理解する。

 

二〇一六年六月七日火曜日

 

 翼主演の安と丸の物語は、新書館ウィングス雑誌に発表したいなあ。または集英社小説すばる新人賞を狙いたい。今の文章力じゃ駄目なら、これから文章修行の時期なのかもしれない。毎日何かしらの文章に触れて、文を書こう。まずはそこからだ。

 

二〇一六年六月十日金曜日

 

 翼主演物語は、やはりウィングス・ノベルが一番合う気がする。小説すばるに出せるだけの文章力は果たしてあるのか?逆に小説すばるはエンタメの中でも高い文学性を誇るから、私は向いていないかも?私は文学性より、思い切りエンタメ性の人間なので、キャラクター文芸なるものを目指してみようか。集英社オレンジ文庫、富士見L文庫、新潮文庫nexメディアワークス文庫朝日エアロ文庫講談社BOX、講談社ノベルス。挙げてみたらけっこうあるな。ザ・ライトノベルの系列は避けて、キャラクター小説を売りにしているレーベルは、なかなか多様性に富んでいて楽しそう。私の最初の作品を一番褒めてくれたのは講談社の方だったので、講談社を目指して書いてみるのも手だろう。

 ただ、私が出したいと思っていたレーベル、講談社BOX、そしてウィングス小説大賞が二つとも新人賞を打ち切ってしまったので、もう悲しくてしょうがない。講談社新書館に的を絞って考えてみよう。できれば講談社の新人賞を洗いざらい調べて、ライト文芸を扱っている賞を狙おう。講談社ならそのうち新しい新人賞も設けてくれそうだし。でも新書館に出す夢も捨てないでいよう。がんばろう、私。

 今のところライトノベルで変わってるところは、講談社ホワイトハート文庫だろうか。小野不由美先生が出てきたところだし、一風変わった作品も受賞させてくれそうだ。がんばろう、私。きっとそのうち書けるよ。だから焦らず、ゆっくり、一歩ずつ着実に進もう。

 

二〇一六年六月二十一日火曜日

 

 日本ファンタジーノベル大賞が、再スタートするという続報を受けて、嬉しくてたまらない。そして新しい選考委員は、憧れの萩尾望都先生、大好きな恩田陸先生と来た。好きな作家が選考委員をつとめている賞なら、応募してみる勇気も沸くというものだろう。

 ただ、私は今公募スクールのお試し授業を受けているのだが、上手く書けない。一日で書いた作品を、母は最初おもしろい!と語ってくれたが、次にここが良くない、構成が悪い、きちんとオチてないと指摘した。私は本当に打たれ弱く、それだけでしゅんとしてしまった。また、今思ったのだが、母は少々高圧的だ。意見を言う時もちょっと攻撃的な態度で臨む。威圧感があるのだ。もともと厳しい人だから自然と人に対して厳しくなるのだけど、私は厳しい人が苦手なのかもしれない。怒られるということにいまだ耐性がついてないのだ。私の方が圧倒的に悪いのだが、この打たれ弱さはどうすればいいのだろう。人から怒られると泣いてしまい、自分はもうだめだと思い込んでしまう。この自己否定のクセはどうやって治せるのだろう。

 推敲が苦手だということが分かったのだが、これは作家にとって致命的だ。推敲ありきの小説なのに、基本からできていない。その基本を身につけるために今回の公募ガイド社のスクールを受講したのに、さっそくつまづいている。どうしてこんな推敲が苦手なのだろう。きっと頭が冷えていないうちから読み直してしまっているからだろう。せっかちなので、しばらく寝かせておくということができないのだ。せっかちでプライドが高いから、何か悪いことを言われたときに、自意識が非常に傷つくのだ。なんて面倒くさい人間なのだろう。人と話せないくせに。真面目は真面目だが、頑固で、対人関係が嫌いで、思い込みが激しく、プライドも高い。かなり生きにくい方の人間だと思う。普通に会社のОLやってもみんなからいじめられるだけだろうから、普通じゃない世界へ行きたいのに、その普通とは違う世界に留まるだけの実力と努力がまだついていない。何とかしたい。努力し続けるしかないのだけど、その努力がまた厳しくて、なかなかできない。七十で人生終わるとしても、あと四十五年も生きなければいけない。四十五年間、この世間で生き続ける義務を負うのだ。四十五年もどう生きればいいのか。普通の会社員として四十五年も会社勤めを耐えなければいけないのか。私にはできない。四十五年もいじめられるなんて耐えられない。私を受け入れてくれる社会へ行きたい。たとえ小説の世界でなくとも、いろいろな世界があるということを自分が実感として知っておかなければいけないのだろう。社会は、一つじゃない。それを信じて、いろいろな世界へ触れて生きていきたい。

 

二〇一七年十二月十一日月曜日

 

 講談社ホワイトハート新人賞

 

 講談社BOX

 

 講談社 メフィスト

 

 講談社タイガ文庫

 

 応募じゃー!!

 

花<m(__)m>失礼しました。